研修旅行


11月20日水曜日、

素晴らしい快晴。

朝9時音楽ホール前に集合して、これから福祉委員の研修旅行です。

 

 

 今年で2回目となる研修旅行、今回は嬉しいことに

 市社協のO本嬢も同伴してくださいました。


途中、八千代の道の駅でトイレ休憩を挟み、まず目指したのは松戸市西部防災センター。

ここでは体験型の防災学習が出来ます。

 

 まずは、消火器訓練から。

 

①『火事だ~』と

 まわりに知らせる
②上部に付いている

 黄色のピンを引く

③ホースの放水口を

 持って的に向ける

④レバーを握り放水

 

 

 

 天ぷら鍋に火が付いたという設定で、鍋に向かって

 ぶしゃー!(おっと梨汁じゃなかった)

 体験に使用した(上の写真の真ん中)サイズで、約15

 秒噴射するということです。いかに効率良く火元に

 噴射するかが大切になってきますね。

 

 


真剣にやっております。

(マイナスイオンを

 浴びつつ撮影)

 

 

 

 市社協のO本さんは、『これ(消火器操作)、私、得意

 なんです!』と。なんでも、ちょっと前に市社協の駐

 輪場で火が出たのを消した経験があるそうで、すぐ脇

 にMy自転車があったので火事場の馬鹿力ならぬ火事

 場の消火活動ってことでしょうか。ここでも確かに噴

 射までが素早かったです。

 

 続いて、煙の中からの脱出体験をしました。うっかり

 写真を撮りそこなってしまいましたが、無害の煙と分

 かっていても恐怖心がよぎりました。

 

 煙が充満している通路を歩くこの体験、みんなで列に

 なって歩いているのですが、暗い場所では前の人を見

 失ったらどうしようと不安になりました。

 

 最近ハンカチを携帯しなくなっているので反省してお

 ります。自分の身は自分で守る!これ基本ですね。

 

 そして、体験と言えばこれです。

 

 これから東日本大震災の揺れを体験します。

 地震がきたら、テーブルの下に入る、クッションを

 頭の上に持つ、などして頭を守ります。

 

 揺れが大きいため、ソファ組はズルズルと体勢が変

 化してしまいました。

 実際は、ソファーやテーブルが固定されていないの

 で、こんなもんじゃ収まらないと予想されます。

 

 近い将来必ずくる大地震に向けて、あっちもこっち

 も片づけなければ……と、またまた反省。現状では

 確実に何かが飛んできて怪我するか、打ち所が悪く

 て気を失うか、それで済まずに死んじゃうか……。

 

  ……分かっちゃいるけど片付かない……

 

先日フィリピンを襲った台風では風速80m、90mの風が吹いたとか。ここでの体験は風速30mまででしたが、それでも相当な強さで、着ていた服が風で膨らみ、髪の乱れ具合も相当でした。

 

 

 


最後は救急車の要請の方法を学びました。

 

 

 

 災害から命を守るために

 ①自助 自分の命は、自分で守る

  ・災害時に適切に行動できる力を身につけよう!!

  ・日頃から災害に備えよう!!

 ②共助 自分たちのまちは、自分たちで守る

  ・地域のみんなで助け合おう!!

  ・災害時要援護者などを地域で守ろう!!

 ③公助 県や市町村、消防などの取組

  ・防災関係機関の災害予防、応急・復旧対策

  ・自助・共助の取組への支援

 

 ①までは今すぐにでも取り組めますね。地区社協と

 しては②まで踏み込んでいきたいところです。

 

*** *** ***

 

 さて、場所をかえまして、お食事タイム。

 

 

 

幹事は気を遣います。

 

 

 

こっちも。

 

 

 

そっちも。

わたくしも少々。

お隣の酒豪(高齢者部会の部長)からお酌していただきました。

いろいろ体験して喉からから~での一杯は美味しかったです。

 

 

食事はご覧の内容。

釜めしも鳥の南蛮漬けもなかなか良いお味で大満足でした。

 

 

*** *** ***

 

 さて、腹ごなしに次のプログラムへ。

 

昼食の場所から5分ほどの所にある国指定重要文化財である戸定邸(とじょうてい)を見学しました。

 

 

 

 門の中からの景色はこんな感じ。

 ここが表門ですが、実は使用人が使っている門の方

 が立派で、その他にも、雨戸が家の中から閉められ

 るようになっていたり(あの頃には珍しいらしい)、

 使用人を大切に考えた仕様になっているのだとか。

 

 ところで、その使用人を大切にしていたこの戸定邸

 の家主ですが、水戸藩最後の藩主であった徳川昭武

 さんという方です。(徳川昭武は徳川慶喜(江戸幕

 府第15代征夷大将軍)の異母弟にあたります。)

 

 1853年に生まれた昭武は1884年に建設したという

 ことですから、31歳でこの豪邸を立てたんですね。

 

 私たちが訪れたのは、それから129年後のこの日。

 

この屋敷で一番長いと言われる一本杉の梁は、庭園を臨む縁側にあります。

 

天気の良い日にこの表座敷の客間から見えるはずの富士山は、マンションがばっちりと邪魔をして裾野がちらっと見える程度になってしまっています。とは言え、戸定邸の立つ場所は高台なので、江戸川方向を見れば今でも絶景で、縁側の端からはスカイツリーも見ることが出来ます。

 

 

 この季節は紅葉が綺麗でしたが、季節ごとに梅や

 つつじが咲き、四季を楽しめます。

 一応、『良い眺めじゃ……』などとつぶやき、気分

 だけ味わってまいりました。

 

 ボランティアガイドのおじ様の話が面白かったので

 とても楽しめました。集合時間もなんのその、みん

 なで破れば怖くない、とじっくりお話を聞くことが

 出来ました。(幹事さんごめんなさい)

 

 なんだか1日あっという間でしたが、これから帰路

 につきます。途中行きにも寄った八千代の道の駅で

 トイレ休憩をし、ここで主婦群は、地場野菜を物色

 しまくり、またまた幹事泣かせの集合時間踏み倒し。

 N副会長が率先して『皆で破れば怖くない』と唱え

 ながら野菜に向かって行ったのをこの目で見ました。

 

なぜかバスに戻るとボランティア部会のイケメン副部長からジェラートのプレゼントが。

本当に貰っていいのかな?と思っているうちにタラタラ溶けてきて、結局食べましたよ。

               ぺろっと。ご馳走さま。

 

 『いつもお世話になっているので……』と言われて、

 お世話?と若干疑問を感じつつ……はっは~さては

 一人で食べるのが恥ずかしかったのね……。

 

 その後、渋滞にもはまり、到着する頃には真っ暗。

 ですが、天気は最高、お昼も美味しい、防災体験も

 戸定邸も面白かったし、野菜も買えたし、参加者は

 楽しめた1日になったと思います。来年はもう少し

 参加者を増やしたいですね。皆さんお疲れ様~♪

 わがままに付き合ってくれた幹事さん、ありがとう

 ございました。

 

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コメント: 3
  • #1

    学生番号26 (金曜日, 22 11月 2013 23:03)

    なかなか楽しい研修旅行でしたね。
    地区社協時間?で動く方が多いのにはびっくり!
    「皆で破れば怖くない」って言っていたのはN副会長ではなく その横に歩いていた若いご婦人だったような気がしますが・・・。(~_~;)
    次回は幹事さんも これに懲りて休憩時間はたっぷり取ってくれるでしょうね。


  • #2

    鼻たれ小僧 (金曜日, 22 11月 2013 23:22)

    いいえ、間違いなくN副会長が言ってましたわ。まあ、賛同していた方も回りに数名いて、結局バスに戻ってきたビリッケツは若いご婦人のN口さんでしたね。

    行きに寄った時からキャベツキャベツと言っていたので買っていかれて満足されたようで良かったですね。

    予定通りにいかない方が印象的だし面白いもんです。

  • #3

    I田 (水曜日, 27 11月 2013 10:31)

    秋晴れで風もなく、最高の旅行日和でした。第2回目の研修旅行は大成功でしたね。

    去年の旭市・ロザリオ聖母会も参考になったけれど、今年は貴重な防災体験をしました。いずれもこんな催しでもなければ、個人的にはまず行けない(行かない)ところでしょうね。

    これからも、このような体験のできる素晴らしい企画を、名幹事さんにお願いして、続けて実施していきましょう。